うつ病が原因で勃起不全に

人間関係のトラブル・仕事のプレッシャー・失恋など、過剰なストレスが原因でうつは発症してしまいます。
うつ病を発症すると、無気力による勃起不全(以下EDと記載)や、抗うつ剤の副作用が原因でEDになる場合があります。
このような症状は、ED治療薬で改善することができます。

うつ病による勃起不全-心因性

うつ病とはなんでしょうか?
一般的に呼ばれるうつ病は、気分障害に分類されます。

主な症状として、

  • つらい気分の落ち込みがいつまでも続く抑うつ状態
  • 好きなことに急速に関心がなくなる
  • 食欲不振
  • 疲労感
  • 不眠

などがあります。
個人差で症状は異なりますが、とてもつらい病気です。

心因性EDにはストレスコントロールが大切精神的なことが原因で、性行為時に勃起しなくなることを心因性EDと言います。
身体の機能は問題ないのに、精神面が原因でEDになってしまう症状です。

うつ病の回復には、ストレスコントロールが大変重要です。
勃起しなくなった!とお困りの場合は、主治医に相談してみましょう。
副作用として性機能障害が出ることは珍しいことではありませんので、一緒に対策をたてていく事が大事です。

LOH症候群(加齢性性腺機能低下症候群)

LOH症候群(加齢性性腺機能低下症候群)という男性更年期障害をご存知でしょうか?

40歳を過ぎると、加齢やストレスによって男性ホルモンであるテストステロンが低下してしまう病気です。

加齢やストレスで男性ホルモンが低下してLOH症候群になる

男性ホルモンが低下してうつ病を発症

うつ病になったことで男性ホルモンの分泌が更に低下

EDを誘発

という悪循環が起きてしまいます。

改善方法は、生活習慣を見直すことや、市販の漢方薬ホルモン剤を投与するなどがあります。
ホルモン剤のアンドリオールや、天然成分のみで作られたサプリメントのスペマンを使用することで、男性ホルモンのテストステロンを補充することができます。

日頃からストレスをなるべく溜めずに発散して、規則正しい生活を送ることがとても重要になります。

抗うつ剤の副作用で勃起不全-薬剤性

うつ病を改善するための抗うつ剤の副作用が原因で、EDになってしまう薬剤性EDがあります。
うつ病の治療薬に添付されている説明書によっては、副作用でEDになる可能性があることを記載されていない場合もあります。

うつ病になるとセックスをしたいという欲求も弱くなるので、自分が抗うつ剤の副作用でEDになっていると気が付かない方も多数いらっしゃいます。うつ病になると性欲が低下するのでEDになっていると気づかない

中程度までのうつ病に対しての主な治療薬は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)となっています。

うつ病の原因の1つとして脳内のセロトニンの不足があげられますが、抗うつ剤でセロトニンを摂取した副作用で、性機能が弱まりEDを発症する可能性があります。

しかし、全ての抗うつ剤が副作用でEDになる可能性があるわけではありません。
特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)・ノルアドレナリン作動性に分類される「ミルタザピン」がEDの副作用が比較的少ないという報告があります。

ED治療薬が効果的

男性器が勃起しない方はED治療薬(バイアグラ・シアリス・レビトラ)で対応うつ病や抗うつ剤の副作用で勃起しない方は、バイアグラ・シアリス・レビトラなどのED治療薬が効果的です。

一般的にはED治療薬と抗うつ剤との飲み合わせは問題ないと言われていますが、併用して問題がないかED治療薬の限度量など、独断で行わず主治医に必ず確認をしてください。
また、症状として勃起できないことも伝えておいた方が望ましいため、EDで悩んでいることを恥ずかしがらずに伝えてみましょう。

ひとつ注意をしていただきたいのは、ED改善の目的で抗うつ剤を自己判断で断薬することは決してないようにしましょう。

抗うつ剤は継続的な服用が重要です。
うつ病が原因でEDになった場合でも、うつ症状の治療が本筋です。

うつ病が快方に向くに連れて共に良くなることもありますし、ED治療薬を使えば自然と勃起するので身体から作用して快方に向かうでしょう。
焦りや不安はかえって良くない影響を与えてしまうので、しっかりとお薬を飲みながらうつ病もEDも治療していきましょう。

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