糖尿病と勃起不全(ED)について

糖尿病は、発症すると食事制限など様々な日常生活に影響が出てしまいます。糖尿病の人は勃起不全(以下EDと記載)になりやすいと言われています。糖尿病とEDの関係はどのようなものなのでしょうか?

糖尿病の方はED(勃起不全)になりやすい!?

糖尿病患者数は年々増加していて合併症でEDになる人もいる糖尿病は血糖値が高すぎる状態が続く病気で、日本では年々患者数が増えています。

糖尿病を発症すると合併症も起きやすいとされています。
合併症の中に「糖尿病性勃起障害」という病気があります。

血糖値が高い状態が続いてしまうと、血管がダメージを受けて男性器の血流が悪くなり血管障害が起きます。
更に、男性器内の神経にも異常が発生し脳への伝達信号が鈍くなります。
この2つの症状が、男性器を勃起しにくい状態にしてしまうのです。

ある研究結果では、糖尿病患者の3人に1~2人はEDの症状が確認されているという報告があります。

糖尿病性勃起障害などの合併症による性機能障害は、他の合併症と比べて分かりにくいうえに、診断が恥ずかしいなどの理由から、治療を受けている人は圧倒的に少ないとされています。
思い当たる方は、積極的に病院に行って相談をしましょう。


糖尿病の種類

糖尿病には、1型糖尿病2型糖尿病の2つの種類があります。

2型糖尿病は、体内のインスリンの量が不足している症状で、糖尿病患者数の9割以上がこの2型です。
インスリンとは、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓などへ取り込ませて、血糖を下げる働きを持つ唯一のホルモンです。

2型糖尿病を発症すると、

  • EDなど性機能が低下する
  • 手足からチクチク刺すような痛みがある、または手足の感覚がなくなる
  • 頻尿
  • 目がかすむ
  • のどの渇きや空腹感がひどい
  • 傷が治りにくい

などがあります。

1型糖尿病は、すい臓がインスリンを生成することがほとんど、もしくは全くできない症状のことを言います。
若い方の糖尿病はこの1型糖尿病が多いですが、若い方だけではなく年齢に関係なく発症します。

主な症状は、

  • EDなど性機能が低下する
  • のどが異常に渇く
  • 急な体重の減少
  • 疲労感
  • 頻尿

などがあります。

どうして糖尿病の方はEDになりやすいの?

糖尿病による血液障害や神経障害で勃起不全(ED)になる糖尿病を患っている男性の3人に1~2人の方がEDを合併していると言われていますが、なぜ糖尿病の人はEDになりやすいのでしょうか。

男性が正常に勃起するには、神経や血管などのいくつもの仕組み全てが問題なく機能する必要があります。
健康な人でも、その日のストレスや体調の不調など何かしら問題があると正常に勃起しなくなってしまいます。

糖尿病になると、糖尿病の症状や糖尿病による身体機能の異常によって、勃起に必要な作用に異常をきたして、正常に勃起しなくなってしまうのです。


動脈硬化

糖尿病の典型的な症状として、全身の血管にあらわれる動脈硬化を挙げることができます。
この症状は陰茎の動脈にもあらわれ、これは勃起機能の大きな低下につながってしまうのです。

更に、男性器の海綿体の毛細血管は、身体に数多くある血管の中でも特に細い血管であり、動脈硬化の影響で血流が最も低下しやすく、EDにつながってしまいます。

神経障害

勃起とは、まず性的刺激を脳内で感じることが必要です。
脳で性的刺激を感じ取り、その刺激が男性器の陰茎に伝わって勃起につながるのです。

しかし、糖尿病になると、性的刺激を伝える神経回路に障害が生じやすくなってしまうため、刺激が陰茎までスムーズに伝わりにくくなってしまいます。

海綿体の機能不全について

男性器の陰茎内部にある海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織は、勃起をするうえで重要な役割をしています。

性的刺激を受けると、自律神経の働きによって海綿体の内部の動脈が拡がります。
そこに多量の血液が送りこまれ、スポンジが水分を吸って膨らむように陰茎が大きくなります。
更に、その血液を流れにくくすることで、海綿体が血液を溜め込んで膨張した状態を勃起と言います。

しかし、糖尿病による神経障害、動脈硬化が起こることでこれらの一連の流れがスムーズに行われず、EDとなってしまうのです。

糖尿病の主な原因

2型糖尿病は遺伝的要因が多いので発症率が高くなる糖尿病は、肥満体型の方や遺伝が原因のイメージであるのではないでしょうか。

しかし糖尿病は、日常の些細なことから、誰でも発症する可能性のある病気と言えます。

特に2型糖尿病は、遺伝的要因のことが多く親兄弟に発症している家族がいる場合、これに肥満・過食・運動不足・ストレスが加わることで発症率が高まります。

また、遺伝的要因がなかったとしても、乱れた食生活や飲酒喫煙が積み重なることも糖尿病の原因となります。


肥満・運動不足

脂肪が身体に溜まっている肥満状態になると、身体がインスリンへの反応に鈍くなりインスリンが過剰に生成されてしまいます。
過剰にインスリンが生成されると、更に脂肪が身体に溜まりやすくなってしまいます。
その結果、インスリンを生成する細胞の機能が損なわれてインスリンが不足し、糖尿病になってしまうのです。

また、普段から運動をしていない人やほとんど身体を動かさない人は、運動をしている人に比べて糖尿病になるリスクが35%も上がってしまうと言われています。

例えば、通勤で往復20分歩くだけでも糖尿病の発症が30%も下がると言われているので、積極的に運動を取り入れましょう。

糖尿病のリスクを下げるのはもちろん、健康のために少しずつでも運動や身体を動かすことを意識してみてはいかがでしょうか。

ストレス

ストレスは、身体の様々な不調を引き起こし、糖尿病の発症も例外ではありません。

更に、身体はストレスを感じると様々なホルモンが分泌されますが、中には血糖値を上げる作用のあるホルモンが多数存在します。

血糖値が上昇すると糖尿病の発症につながってしまうので、ストレスが原因の発症を防ぐためにも日頃のストレスコントロールが重要となります。

遺伝

家族に糖尿病の人がいると自分も糖尿病になる、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

厳密に言うと1型糖尿病でなく、「2型糖尿病の人が家族にいると自分も発症の可能性がある」ということが言えます。

また、2型糖尿病そのものが遺伝するのではなく、「2型糖尿病になりやすい体質が遺伝する」と考えてください。
遺伝により、脂肪が溜まりやすい・ストレスで身体に影響を受けやすいという方は、2型糖尿病を発症しやすい体質の可能性があるので注意が必要です。

糖尿病とED治療薬について

バイアグラなどのED治療薬は糖尿病と併用可能ED治療薬は、体内の血管を拡張することで男性器内の血液量を増やし、血流を促進させて勃起をサポートしてくれます。
EDで悩んでいる方にとってED治療薬は、スムーズにセックスをするうえでとても心強いパートナーになります。

しかし、確かな勃起効果がある一方で、併用禁忌薬など飲み合わせによっては身体に重篤な悪影響を与えてしまう可能性があります。
では、糖尿病の方のED治療薬の服用はどうなのでしょうか?


糖尿病の方はED治療薬を飲めるの?

糖尿病を患っていても重度の症状でなければ、ED治療薬を服用することができるので安心してください。

実はバイアグラレビトラシリアスなどのED治療薬が、糖尿病の治療にも良い効果をもたらすことが最新の研究結果では判明しています。

ED治療薬を服用すると、陰茎の血管だけでなく体中の血管が拡張されるので、低下してしまった心臓機能の回復効果が期待できるとアメリカの研究チームが発表しました。
更には不整脈の症状改善にも効果があるということです。

また、バイアグラ・シアリス・レビトラなどのED治療薬を糖尿病患者6,000人が服用したところ、非常に多くの方に症状の改善が見られたとのことです。

EDの治療をしながら、糖尿病治療もできるとして今注目されています。
糖尿病を患っていて性機能の低下を感じている方は、ED治療薬を服用することで性機能の向上だけでなく糖尿病の改善にもつながるかも知れません。

しかし、重度の糖尿病の場合は、有効性は認められず思わぬ症状を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

服用時の注意点

ED治療薬は糖尿病の改善にも期待ができると説明しましたが、重度の糖尿病を患っている方は、思わぬ症状を引き起こす可能性があるので服用することができません

また、心臓の血管を拡張するお薬(内服薬、貼る薬など全てのタイプ)を使用している方は、ED治療薬は服用することができません。
併用すると血圧に異常をきたして心臓発作を引き起こす危険があります。

服用する際は必ず併用禁忌薬を確認すると共に、糖尿病を患っている方は担当の医師や薬剤師に相談して確認をしてください。

まとめ

糖尿病とEDの関係性について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

糖尿病を患っている方は、血糖値が高いことなどを理由に勃起機能に異常をもたらし、EDになりやすいと言えます。
肥満やストレスは糖尿病の天敵なので、日頃から正しい生活習慣を心掛けて運動や気分転換を積極的にするようにしましょう。

糖尿病を患っている方がED治療薬を服用すると、EDの改善だけでなく糖尿病の症状の改善にも効果が期待できますが、重度の症状の方の服用は危険なので服用する前に病院で確認してください。

正しい治療法と生活改善を行い、病気と上手に付き合っている患者さんは沢山いらっしゃいます。
万が一、糖尿病を発症してしまった時に、症状に少しでも早く気づき悪化を防ぐために、ご自身の体調に日頃から気をつけておくと良いでしょう。


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