マレフェMTF（プロベラ）

マレフェMTFの詳細

マレフェMTFは、ロイドラボラトリーズ（Lloyd Laboratories Inc.）が製造・販売を行っている女性ホルモン製剤です。
メドロキシプロゲステロン酢酸エステルを配合したプロベラのジェネリック医薬品であり、子宮内膜を維持して剥がれにくくすることで、ホルモンバランスの乱れによる生理不順や無月経、不正出血など女性特有の不調を改善します。
不妊症や流早産の予防薬としても使用されている優秀なお薬です。

お薬の特徴

マレフェMTFは、体内で天然の黄体ホルモンに近い自然な作用を再現します。
黄体ホルモンは妊娠や月経を正常に行う為に必要不可欠な物質であり、不足すると様々な不調を引き起こします。
女性の心身の健康はホルモンバランスの調和の上に成り立っているのです。
本剤の服用でホルモンバランスを整え、美しさや健康の維持を目指しましょう。

参考サイトについて

医療用医薬品：メドロキシプロゲステロン酢酸エステル

Wikipedia：メドロキシプロゲステロン

成人の方は、一日2.5～15mgを1～3回に分けて服用してください。
症状や年齢などにより適切な用法・用量が異なりますので、詳細は専門の医師へ相談しましょう。
マレフェMTFを妊娠維持（切迫流早産や習慣性流早産のリスク低下）の目的で投与する場合、黄体機能不全以外の原因が考えられるケースでは使用できません。
また、妊娠状態が継続しているか否かをしっかりと確認しましょう。

マレフェMTFの効果

マレフェMTFは、無月経、月経周期異常（稀発月経、多発月経）、月経量異常（過少月経、過多月経）、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症などの症状改善及び、妊娠維持（切迫流早産や習慣性流早産のリスク低下）に効果的です。
有効成分メドロキシプロゲステロン酢酸エステルが、不足した黄体ホルモンを補います。

主な副作用

マレフェMTFの主な副作用として、発疹、黄疸、浮腫、嘔吐、下痢、めまい、頭痛、内分泌異常、発熱、ざ瘡などの症状が報告されております。
重篤なものでは、血栓症、うっ血性心不全、ショック、アレルギー、乳頭水腫などが報告されていますが、頻度は分かっていません。
身体に異常があらわれた際は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

基本的な注意事項

妊娠中の方がマレフェMTFを服用する場合には大量または、長期間の投与を避けてください。
女子胎児の外性器の男性化や男子胎児の女性化が起こることがあります。

マレフェMTFの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療中の疾患などがある方は事前に必ずかかりつけの医師に相談してください。

マレフェMTFと併用できないお薬

マレフェMTFの併用禁忌薬は、現在報告されておりません。

併用に注意が必要なお薬

他のホルモン剤との併用は、血栓症のリスクを高めるので注意が必要です。
その他にも、常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所にマレフェMTFを保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。
分割した錠剤は清潔な状態で保管し、なるべく早く服用してください。