レベレッテ

レベレッテの詳細

レベレッテは一相性の低用量ピルです。
毎日服用することで高い避妊効果を得ることができます。
また、月経困難症や生理周期の改善などにも役立つでしょう。

お薬の特徴

レベレッテには、レボノルゲストレルとエチニルエストラジオールが配合されています。
これらはトリキュラーと同じ成分ですが、含有量は本剤の方がやや多いです。
超低用量ピルでは満足な効果が得られなかったという方におすすめします。

一日1回1錠を、毎日同じ時間帯にたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用してください。
シートに封入されている21錠を全て飲み切っていただき、その後の7日間はお薬の服用をお休みします。
お薬を飲む21日間とお休みする7日間を合わせた28日間を1サイクルとして扱い、以降も同様の手順で使用を継続しましょう。
7日間のどこかで消退出血が起こり、期間中に出血が止まらない場合もありますが、7日が経過したらその翌日からお薬の服用を再開してください。

レベレッテの効果

レベレッテは計画的な避妊のサポートに効果的です。
有効成分であるレボノルゲストレルとエチニルエストラジオールが女性ホルモンの代替として働き、体内のホルモン分泌量を減らすことで排卵を抑制します。
また、子宮内膜を変化させて受精卵の着床を防ぐことも可能です。
更に、ホルモンバランスが安定するので、月経困難症や生理不順、肌トラブルなどの改善にも役立ちます。

主な副作用

レベレッテの主な副作用として、吐き気、頭痛、めまい、動悸、胸痛、下腹部痛、倦怠感、視力障害、肝機能異常、黄疸などが報告されています。
重篤なものでは血栓症が報告されていますが、頻度は分かっていません。
これらの他にも、身体に明らかな異常を感じた場合はすぐに服用を中止し、医療機関で本剤を飲んでいることを伝え、適切な診察・治療を受けてください。

レベレッテの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療中の疾患などがある方は必ず事前にかかりつけの医師へ相談してください。

基本的な注意事項

レベレッテの服用時、極稀に血栓症が引き起こされるケースがあります。
血栓症が疑われる症状が確認された場合は速やかに医療機関を受診し、血栓症のリスクが高まる状態（体を動かせない状態、顕著な血圧上昇、脱水など）が認められる場合は必要に応じた適切な処置を実施してください。
服用期間中に手術を行わなければならない場合も、入念な血栓症予防を心掛けましょう。
喫煙は心血管系の重篤な副作用を招くリスクを高めますので、服用時は避けてください。
レベレッテの服用前は、必ず専門医による病歴の調査及び検診を受ける必要があります。
また、服用期間中は1年に1回以上、子宮・卵巣を中心とした骨盤内臓器の検査を受診してください。
長期間に渡る不正性器出血があった場合には、悪性疾患でないことを確かめる為に医療機関で相談しましょう。

飲み忘れてしまったら

レベレッテを飲み忘れた場合、本来の服用時刻から24時間が経過していなければすぐに1錠を服用します。
その後、当日分も普段通りのタイミングで服用しましょう。
連続で二日以上飲み忘れた場合は、そのサイクルでの服用を中止し、次回の生理周期に合わせて新たなシートで服用を再開してください。
飲み始めや正しい出順で服用できていない場合は避妊効果が期待できませんので、避妊具など他の方法での避妊を徹底しましょう。

レベレッテと併用できないお薬

レベレッテの併用禁忌薬は、現在報告されておりません。

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考にして記載しております。

医療用医薬品：トリキュラー

Wikipedia：トリキュラー