ダイアン35

バイエル社のダイアン35は、アジア人の女性向けに開発された低用量ピルです。ダイアン35は含有ホルモン量が少ないので、副作用や身体への負担が軽減されているので安心して飲むことができます。1シート21錠ですが、一相性ピルなので21錠の成分量は全て同じです。有効成分である酢酸シプロテロンは、排卵を抑制して精子が子宮に着床しにくい環境にするので避妊効果を得ることができます。また、もう一つの有効成分であるエチニルエストラジオールは、生理痛の軽減やPMS（月経前症候群）の緩和など、旅行や行事に伴う生理日の移動目的でも利用ができるので、ダイアン35は利便性が高いことも人気の理由です。更に、女性の方に嬉しい副効果として、ムダ毛の減少や結節の形成を伴う目立つニキビに効果があります。望まない妊娠を防ぐだけでなく、美容に対してもケアできるのでおすすめの商品です。
※こちらの商品は、製造時期や発送倉庫によって製造部分が「Schering」と印字されていたりデザインが多少変わる場合があります。Schering社はBayer社と経営統合している為、含有成分や品質はすべて同一となりますのでご安心ください。

参考サイトについて

お薬ラボでは商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考にして記載しております。
医療用医薬品：エチニルエストラジオール
Wikipedia：エチニルエストラジオール

一番最初の飲み始めの1錠は生理初日に服用してください。食前後の決まりはありませんが、21日間の毎日同じ時間帯に1錠ずつ服用してください。ダイアン35を21日間毎日服用し終わりましたら、そこから7日間は休薬期間となります。この休薬期間の7日間の間に生理が来ることになります。その後も排卵抑制を望まれる場合は、休薬期間の7日後にまた同じサイクルで服用してください。

本剤は避妊効果のある低用量ピルで、生理痛などの緩和や生理日の調整でも利用ができます。有効成分である酢酸シプロテロンが男性の精子より作られるアンドロゲンの影響を抑制して、妊娠を防止することができます。また、もう一つの有効成分であるエチニルエストラジオールは、つらい生理中の症状の緩和や、生理時期の調整にも効果があり、利便性の高いお薬となっております。

ダイアン35の主な副作用として、食欲減退、胃痛、吐き気、乳房のハリの報告があります。これらは軽度な症状なので、身体が成分に慣れれば感じなくなります。万が一、明らかな異常を感じた場合はすぐに服用を止めてください。症状が変わらない場合はお近くの病院に相談してください。

ピルには血液を固める性質があり、血栓症のリスクが高まります。タバコを一日15本以上喫煙する方は、なるべく喫煙数を減らしてください。ダイアン35を服用中も喫煙する方は、専門の医療機関に行って服用できるかの確認をすることをおすすめします。

妊娠中の方もしくは妊娠の可能性がある方は、ダイアン35を服用しないでください。また、現在何らかの病気や疾患で治療中の方は医師の判断のもと指示に従ってください。

直射日光を避けたなるべく涼しい場所に保管してください。幼児が安易に手の届く場所には保管しないでください。