アスランス

アスランスの詳細

アスランスは、ED（勃起不全）治療薬として最も有名なバイアグラのジェネリック医薬品です。
同じ有効成分シルデナフィルを配合しており、勃起を妨げる酵素PDE-5の働きを阻害することで陰茎平滑海綿体へ血液を送り込みます。
インドのムンバイに本社を構える大手製薬会社シプラ社が開発を手掛けました。

お薬の特徴

アスランスの1錠あたりの成分含有量は20mgです。
こちらはバイアグラジェネリックの中ではかなり少ない部類であり、服用時に錠剤を分割する手間がかかりません。
初めて服用する方はもちろん、他のお薬で副作用が強くあらわれてしまった方にもおすすめの商品です。

アスランスの服用方法

一日1回1錠を、性行為の約1時間前にたっぷりの水または、ぬるま湯と一緒に服用してください。
次回分のまで服用は、最低でも24時間以上の間隔を空けましょう。

服用量について

日本国内におけるシルデナフィルの推奨摂取量は、一日1回25～50mgです。
アスランスの成分量は1錠につき20mgのみなので、初めて服用する方にも安心してお試しいただけます。
効果が弱いと感じた場合でも、1度に2錠以上まとめて飲んだり、短い間隔で追加分を服用したりすると、命にかかわる副作用を招きますので絶対にお控えください。

アスランスの効果

アスランスはED（勃起不全）の症状改善に効果的です。
有効成分シルデナフィルが、勃起を妨げる酵素PDE-5の働きを阻害し、血管を拡張させることで、陰茎へ十分な量の血液を送り込みます。

Q効果はどのくらい続きますか？

Aおよそ5時間です。
服用後およそ30分～1時間後に効果があらわれ始めます。
ただし、有用性には個人差がありますので、予めご了承ください。

Qずっと勃起し続けるのですか？

A効果があらわれ始めた後、性的な刺激や興奮を感じるまでは勃起しません。
本剤に勃起を強制する効力はなく、日常生活に支障をきたす恐れもありませんのでご安心ください。

主な副作用

アスランスの主な副作用として、頭痛、目の充血、顔の火照り、吐き気、胸焼け、鼻づまりななどの症状が報告されております。
重篤なものでは、持続勃起症（プリアピズム）、突発性難聴、高血圧、不整脈などが報告されていますが、頻度は分かっていません。
身体に異常があらわれた際は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

アスランスを服用できない方

服用にあたって

アスランスを食後すぐに服用すると、胃の内容物に成分の吸収が阻害されてしまい、満足な効果が得られなくなる可能性があります。
食前か、食後2時間以上が経過してからの服用がおすすめです。
服用前後の飲酒は、禁忌事項ではありません。
ただし、シルデナフィルが血管拡張作用を発揮した結果、アルコールの巡りが早まる恐れある為、なるべく控えましょう。
また、フラノクマリンを含む飲食物（グレープフルーツなど）との併用は、危険な相互作用を引き起こすリスクがあるので禁忌事項とされています。
絶対にお控えください。

アスランスと併用できないお薬

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、現在服用しているお薬がある方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、ライトや直射日光の当たらない冷暗所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管してください。
分割した錠剤は清潔な状態で保管し、なるべく早く服用してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは、商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考に情報を記載しております。

医療用医薬品：シルデナフィル

Wikipedia：シルデナフィル

ED診療ガイドライン第3版