イベルメクチンクリーム

イベルメクチンクリームの詳細

イベルメクチンクリームは酒さ（赤ら顔）やニキビを治療する外用薬です。
従来の治療薬であったメトロニダゾールよりも効果が高いとのデータがあり、早ければ約2週間で違いを実感できるでしょう。
インドの大手製薬会社アジャンタファーマ社（Ajanta Pharma）が開発を手掛けた商品です。

酒さとは？

酒さは30代から60代の中高年に多い皮膚疾患で、発症すると鼻や頬を中心に発赤や小さなぶつぶつ（吹き出物）ができてしまいます。
イベルメクチンクリームの有効成分イベルメクチンには、炎症を引き起こす体内物質である炎症性サイトカインの生成を阻害する作用がある為、気になる症状を効率的に改善してくれるのです。
また、デモデックスと呼ばれるニキビダニを死滅させる駆虫作用も持っているので、ニキビの改善効果も期待できます。

参考サイトについて

医療用医薬品：イベルメクチン

Wikipedia：イベルメクチン

一日1回、洗顔後の清潔な状態の肌へ適量を塗布してください。
塗布後はしっかりと手を洗いましょう。

イベルメクチンクリームの効果

イベルメクチンクリームは、慢性疾患である酒さの改善に有効です。
有効成分イベルメクチンが、酒さの原因になるニキビダニの死滅、炎症性サイトカインの生成阻害といった効果を発揮します。

主な副作用

イベルメクチンクリームの主な副作用として、発赤、腫脹、紅斑、皮膚炎、皮膚剥離、蕁麻疹などの症状が報告されています。
これらの他にも、使用後に異変を感じた場合は直ちに服用を中止し、お近くの医療機関を受診してください。

基本的な注意事項

目やその周囲、粘膜、皮膚の薄い箇所には、イベルメクチンクリームを使用しないでください。
傷や炎症、湿疹などがある場合にも使用を控えましょう。
本剤は酒さやニキビを治療する外用薬です。
本来の用途以外の目的で使用しないでください。

イベルメクチンクリームの使用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療している疾患がある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

イベルメクチンクリームと併用できないお薬

本剤の併用禁忌薬は、現在報告されておりません。

併用に注意が必要なお薬

本剤の併用注意薬は、現在報告されておりません。
ただし、現在常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。