ジェネリックとは?

通常の医薬品の流れ

ジェネリック医薬品と言われてもまだ日本では馴染みの薄い人が多いでしょう。
では、ジェネリック医薬品とはどの様なものなのか、誰にでも分かる様にご説明して行きます。

薬は世界各地の巨大製薬会社が開発しています。その開発には莫大のコスト(約300億円〜)と莫大な時間(約9年〜17,8年)をかけ、薬が世の中に流通しています。そのコストを回収する為に開発した会社はその薬に対する特許(有用な開発、発明をした企業、発明者に対して公開するに辺り一定期間その発明、開発をした代償として国が与える独占的に使用する権利)を取得します。その特許期間中に開発した薬を販売、製造する事により薬の開発コストを回収し、また次の薬の開発にそのコストを回し新しい薬を開発して行くのです。その特許期間は例外を除き約20年と言われています。その間にどんどん世界に独占的に流通させていくのです。
その莫大なコストと時間をかけ開発された薬が皆さまの元へ、医師または薬局など通し届けられているのです。
これがおおまかな通常の薬の流れです。
ジェネリック医薬品とは ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とはどの様な薬なのか、ここからご説明していきます。
英語表記で「Generic」と表記します。日本語訳にしますとジェネリックとは「一般的な」や「ブランドにとらわれない」などの意味があります。日本語表記にするとジェネリック医薬品も身近に感じる事が出来ます。上記の説明にある様に約20年で開発会社の薬の特許期間が例外を除き切れます。特許を取るときに「公開するに辺り」とありますが、その製造方法、有効成分は公開されています。例えば世の中に流通している皆さまに認知があるAAA薬という名前の薬があるとします。その薬は認知度もありみんなが使っている薬です。そのAAA薬の特許が切れたとします。特許が切れれば他の会社も作る事が可能になります。名前はAAA薬では出せませんが、ほぼ同じ主成分を使いBBB薬を作り世の中に流通させるのです。

では、なぜ同じ様な主成分なのに安くなるのでしょうか?
それは初めにでた開発に関わるコストがなく安価で作れるという事です。
余談ですが、ジェネリック医薬品は先発薬品の特許が切れると後発医薬品がゾロゾロと次から次へと出てくる事から日本の薬事の関係者の間では「ゾロ薬」「ゾロ」「ゾロ品」などと呼ばれる事もあるそうです。日本でも厚生労働省が主体でジェネリック医薬品の普及に向けて制作が進められています。