性転換(性別適合手術)前のホルモン治療について

性転換手術を行う前にホルモン治療を一定期間することが手術の条件とガイドラインに記載されています。MtF(女性化)・FtM(男性化)どちらの性別にしてもホルモン投与が重要です。こちらのページでは男女別に詳しくご説明します。

ホルモン治療は保険適用できるのか?

心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の治療として行われる性別適合手術が公的医療保険の対象となり、半年が過ぎた。大きな前進とみられたが、自由診療のホルモン療法を先に受けていると「混合診療」とみなされ、手術でも保険は適用されない。

引用:中日新聞2018年11月8日

性転換手術つまり性別適合手術(以下SRSと記載)は大半の方がホルモン治療を受けています。

自分の性とは別の性である性同一性障害(以下GIDと記載)当事者の方にとって、見た目が変化するホルモン治療はとても重要です。
SRSの保険適用は2018年4月に認められましたが、ホルモン治療は混合診療にあたるため保険適用がされないのが現実問題となっています。

一方、海外と比較してみるとオランダ、ニュージーランド、カナダなどがGIDの方に対して補助を行っています。

日本はまだまだ時間がかかるかもしれませんが、厚生労働省へ訴え続けている団体もいます。
近い未来、ホルモン治療も保険が適用され日本のGIDの方の生活しやすい環境になるではないでしょうか。

性転換前の準備について

性転換手術は心と身体が一致しないトランスジェンダーの方が行う性転換を希望する方は、複雑で一概には言い切れませんが「ココロとカラダが一致しない」つまりは、LGBTの「T(トランスジェンダー)」の方が手術を行います。

性転換手術を行うにあたっては順序があります。

  • ・カウセリング ※ココロ
  • ・ホルモン治療 ※カラダ
  • ・性別適合手術(性転換手術) ※カラダ

日本精神神経学会により作成された「性同一性障害関する診断と治療のガイドライン(第四版改)」に沿って性転換手術を行うことが望ましいとされています。

性転換前に自己判断でホルモン治療を開始することは身体への悪影響などさまざまな危険性がありますので、先ずはGID専門のクリニックに相談してください。


精神的治療

SRSやホルモン治療を行う前に、トランスジェンダー外来などのGIDを専門としている医療機関で、精神科医とのカウンセリングをする必要があります。
カウセリングでは当事者のココロの苦悩や日常生活での困難などを相談して解決策を話し合います。

  • ・自己同一性の再確認
  • ・うつ病などの精神状態の確認
  • ・日常生活の実生活経験
  • ・心理テスト
  • ・血液検査
  • ・染色体検査

などがカリキュラムの一部です。

個人によってさまざまですが、2名の医師およそ1年にわたりカウセリングをします。
総合的に判断され、ココロとカラダの不一致と判断された後に診断書をいただきます。

カウセリングにより隠れた精神疾患が見つかったり、医師の判断により身体的治療が必要ないと判断される場合もあります。


身体的治療

ココロとカラダの不一致、つまりは性同一性障害と診断されて初めて身体的な治療が開始されます。

性転換手術の前にホルモン治療が始まります。
「注射療法」「内服療法」2つのどちらかの療法により性自認に近づけることができます。

ホルモン治療によって、見た目に変化があらわれていきます。
精神的なストレスの緩和や見た目の変化によって社会生活が送りやすくなります。


ホルモン治療MtF(女性化)

MtF、男性から女性へ性転換される方は女性ホルモンを投与します。

  • ・エストロゲン:卵胞ホルモン製剤
  • ・ゲスタゲン:黄体ホルモン製剤

女性っぽくなるように上記の女性ホルモンを1~2週間に一度投与します。
内服薬(プロギノバ)塗薬(プレマリンクリーム)、貼り薬などで投与する場合もありますが、ほとんどのクリニックでは筋肉注射での投与が推奨されます。
ホルモン注射の場合、成分の吸収率が安定しており、継続的に治療するには最も効果的なためでしょう。

女性化のためにホルモン治療が始まると乳腺組織の増大・脂肪沈着・体毛の変化・精巣の萎縮・造精機能喪失などが起こる女性ホルモンの治療が始まると、

  • ・乳腺組織の増大
  • ・脂肪沈着
  • ・体毛の変化
  • ・精巣の萎縮
  • ・造精機能喪失

があらわれ、女性特有の丸みを帯びたシルエットになり、頭髪に変化が起こります。
また、生殖機能が失われていき、胸元が膨らみ始めます。

気になる声帯についてですが、ほとんど変化がないため、別途治療で「小さく、細かい」高音に声帯手術(ボイスチェンジ)を希望する方もいます。

個人差はありますが、ホルモン治療をおよそ1年経過して後、いよいよSRSが開始されます。
SRSは、再度医師に適否を再申請する必要があります。

ホルモン治療FtM(男性化)

FtM、女性から男性へ性転換する場合は、男性ホルモンを投与します。

男性らしく変化していくために、テストステロン製剤を2~3週間に一度又は3~4ヶ月に一度投与します。
男性ホルモンの投与は筋肉注射内服薬がありますが、治療方法については担当医に相談しましょう。

男性化のためにホルモン治療が始まると月経の停止・体重増加・脂肪減少・にきび・声の変化・クリトリス肥大・体毛増加・男性型脱毛症などが起こる男性ホルモンの投与が始まると、

  • ・月経の停止
  • ・体重増加
  • ・脂肪減少
  • ・にきび
  • ・声の変化
  • ・クリトリス肥大
  • ・体毛増加
  • ・男性型脱毛症

生理がとまり、声が低くなる、などさまざまな変化が起こります。
また、FtMの場合、胸元を平らにする乳腺摘出手術を行う方もいます。

ホルモン治療の期間は、乳腺摘出手術が6ヶ月、性別適合手術が1年で医師の判断のもと、個人によって異なります。
MtF同様にSRSに向け担当医に再申請をする必要があります。


ホルモン治療の気になるポイント

ホルモン治療は個人差があり、医師の相談なしでは大変危険です。
下記の気になるポイントを理解してからホルモン投与をするか判断しましょう。

ホルモン投与の副作用について

性転換をするにあたってホルモン治療は見た目に変化がある重要な治療です。
治療を開始する前に副作用のリスクを理解して、同意のもとホルモン投与を開始しないといけません。
しかし、必ずしもホルモン治療をしないといけないわけではありませんので、予めご認識ください。

ホルモン療法に伴って、血栓症など致死的な副作用が発生する可能性がある。また、 狭心症など心血管イベント、肝機能障害、胆石、肝腫瘍、下垂体腫瘍などの可能性 がある。したがってホルモン療法の際には常に副作用に注意し、開始前のみでなく、 開始後も定期的な検査をおこなう。特にエストロゲン製剤の投与に際しては、肝機 能などの一般臨床検査に加えて、血液凝固能の亢進、血中プロラクチンの上昇など に注意する必要がある。

引用:性同一性障害関する診断と治療のガイドライン(第四版改)ホルモン療法についてより

ホルモン治療の原則として以下の持病を患っている方は投与することができません。

  • ・内科疾患
  • ・心血管系合併症

また、以下の症状がある方は副作用があらわれる可能性が高いので注意が必要です。

  • ・糖尿病
  • ・高血圧
  • ・血液凝固異常
  • ・内分泌疾患
  • ・悪性腫傷

持病がなくても、太っている方やタバコを吸う方も副作用のリスクが高いです。

ホルモン投与を途中でやめたら…

ホルモン治療は、ココロとカラダが一致しなく性同一性障害と診断された後に、身体的治療として自分の性別とは反対の性になるために行う治療です。

ホルモン投与を治療期間中にやめてしまうと、イライラ・うつ状態・カラダつきの変化などさまざまな症状があらわれ、体に負担がかかってしまいます。

特に、ホルモン治療を中断して多い悪影響は更年期障害が重くなることです。
更年期障害はホルモン不足からなる症状で若い方が発症することはほとんどありませんが、性転換手術後やホルモン治療で発症する方もいるので注意が必要です。

ホルモン治療後の流れ

性適合手術は約1年のホルモン治療後に行われるMtF・FtMともにおよそ1年ホルモン治療を行い、再度担当医と相談をしてSRSをするか当事者と判断します。
FtMの場合は乳腺摘出手術をSRSの前に施します。

しかし、日本でSRSを行う医療はまだ少なく、海外で治療する方もいます。
手術費用にさほどの差はありませんが、最先端技術を求めて医療ツーリズムをする傾向があります。

特に、タイはSRSの技術が発展しており、アテンド会社に相談してアテンダーさんが帰国まで付き添ってサポートしてくれるサービスがあります。

ただ、悪徳なアテンド会社も多く存在しているため十分に注意しましょう。

おすすめはソフィアバンコクさんです。
代表者がFtM当事者なので親身にサポートしてくれます。

医療ツーリズムも選択肢の1つとして参考にしてみてはいかがでしょうか。


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