フィラグラジェルショット

フィラグラジェルショットの詳細

フィラグラジェルショットは、ストロベリーなど7種類の風味を楽しめるゼリータイプのED治療薬です。
バイアグラと同じ有効成分シルデナフィルを配合しており、勃起不全（ED）の妨げをする酵素PDE-5（ホスホジエステラーゼタイプ5）を阻害する作用から、別名PDS-5阻害薬とも呼ばれています。
体内での吸収が早く、錠剤よりも即効性があるとされています。
1包ずつ持ち運びできる点も好評のポイントです。

製造メーカーについて

フィラグラジェルショットは、インドのグジャラート州に拠点を置くフォーチュンヘルスケア社が開発・販売を手掛けています。
2004年に設立された、比較的新しい製薬会社です。
同社では抗感染症、抗結核薬、アーユルヴェーダ製品、獣医製品などを扱っており、お薬からサプリメントまで様々な商品を世に送り出しています。

フィラグラジェルショットの服用方法

一日1回1包を、性行為の約1時間前に服用してください。
水がない状況でも手軽にご利用いただけますが、口当たりが気になる方はコップ一杯のお水と一緒に服用することをおすすめします。
服用からおよそ30分～1時間程度で効果があらわれ、その後4～6時間ほど持続します。

服用量について

日本国内におけるシルデナフィルの推奨摂取量は、一日1回25～50mgです。
フィラグラジェルショットには100mgの成分が配合されていますが、1度に全て飲むのではなく、必ず少量ずつ試すようにしましょう。

フィラグラジェルショットの効果

フィラグラジェルショットはED（勃起不全）の症状改善に効果的です。
有効成分であるシルデナフィルが、勃起を妨げてしまう酵素PDE-5の働きを抑えることで血行を促進し、力強い勃起を実現させます。
服用後に性的な刺激や興奮を感じた際、初めて効果があらわれます。

主な副作用

フィラグラジェルショットの主な副作用として報告されている症状は、頭痛、顔の火照り、鼻づまり、動悸などです。
ただし、これらは血液の流れが促進されることで起きる一時的な症状であり、基本的には時間経過と共に落ち着きます。
万が一、お薬の効果が切れても頭痛などの症状が治まらない場合は、お近くの医療機関で相談してください。
また、持続勃起症（プリアピズム）や突発性難聴といった重篤な副作用があらわれた場合も、速やかに医療機関を受診しましょう。

有効成分の試験結果

日本国内で1997年～1998年に実施された臨床試験により、フィラグラジェルショットの有効成分シルデナフィルの安全性が立証されています。
初めてED治療薬を服用するという方にも、安心してお試しいただけるお薬です。

日本国内の臨床試験結果

公益財団法人日本医療機能評価機構：（旧版）ED診療ガイドライン 2012年版より

フィラグラジェルショットを服用できない方

服用にあたって

服用上限は1日1回1包（100mg）までです。
前回分から最低でも24時間以上の間隔を空けて使用しましょう。
グレープフルーツなどのフラノクマリンを含む飲食物とは併用できません。
危険な相互作用を引き起こす恐れがあります。
また、アルコールと併用した場合には、フィラグラジェルショットの持つ血管拡張作用により急速に酔いが回ってしまう可能性がありますので、ご注意ください。
有効成分シルデナフィルは、食事との相性が悪い為、なるべく食前か、食後2時間以上が経過してから本剤を服用するようにしましょう。

フィラグラジェルショットと併用できないお薬

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、現在服用しているお薬がある方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、ライトや直射日光の当たらない冷暗所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは、商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考に情報を記載しております。

医療用医薬品：シルデナフィル

Wikipedia：シルデナフィル

ED診療ガイドライン第3版