シルジョイ

シルジョイの詳細

シルジョイは、1錠につき100mgもの有効成分が配合されたED治療薬（PDE-5阻害薬）です。
インドに本社を構える製薬会社サバヘルスケア社（SAVA Healthcare Limited）が開発を手掛けました。
ED改善効果に早漏防止効果も兼ね備えたシルジョイマックスや、女性の不感症改善効果を持つシルジョイピンクなどのシリーズ商品が展開されておりますので、気になる商品があればお気軽にご連絡ください。

PDE-5とは？

人間の体内には、内臓や血管を覆っている平滑筋を弛緩させて血管を拡張するcGMP（環状グアノシン一リン酸）という物質と、そのcGMPを分解する働きを持つPDE-5という酵素が存在しています。
cGMPが不足してしまうと、勃起に必要な血液が性器へ流入しづらくなる為、スムーズな勃起ができません。
シルデナフィルの摂取により、普段の生活の中で突然勃起が起こらないよう管理してくれるPDE-5の働きを性行為の時のみ抑制し、勃起の手助けをすることが可能です。

シルジョイの服用方法

一日1回1錠を、性行為の約1時間前にたっぷりの水と一緒に服用してください。
服用後、1時間程度で効果があらわれ始め、およそ4～5時間ほど持続するとされています。

服用量について

日本国内におけるシルデナフィルの推奨摂取量は、一日1回25～50mgです。
シルジョイには1錠につき100mgの成分が配合されておりますので、ピルカッターで錠剤を分割してご使用ください。
1度服用した後、24時間以内に追加分を服用してはいけません。
過剰な摂取は命にかかわる副作用を招きます。

シルジョイの効果

シルジョイの有効成分であるシルデナフィルが、勃起の邪魔をする酵素PDE-5の働きを抑制します。
男性器内の血管を拡張して海綿体付近の血行を促進し、十分な勃起力を発揮・維持させることが可能です。
性的な刺激を与えなければ海綿体へ血液が集まることはなく、日常生活に支障をきたす恐れもありませんのでご安心ください。

主な副作用

シルジョイの主な副作用として、頭痛、目の充血、顔の火照り、吐き気、胸焼け、鼻づまりななどの症状が報告されております。
重篤なものでは、持続勃起症（プリアピズム）、突発性難聴、高血圧、不整脈などが報告されていますが、頻度は分かっていません。
身体に異常があらわれた際は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

シルジョイを服用できない方

服用に関するQ&A

シルジョイを服用する際は、以下の点をご確認ください。

Qいつ飲めば良いですか？

A食前がおすすめです。
有効成分シルデナフィルは食事との相性が悪いので、なるべく空腹時に服用しましょう。
食後に服用する場合には、2時間以上の間隔を空けてください。

Q食事で気を付けることはありますか？

Aフラノクマリンを含む飲食物（グレープフルーツなど）は、口にしないでください。
相互作用により、お薬の効果や副作用が過剰に増強されてしまう恐れがあります。
また、食後に服用する予定の方は、脂質や油分の高いメニューを避けましょう。
成分の吸収効率が低下し、満足な効果が得られなくなる可能性が高いです。

Qお酒は飲んでも平気ですか？

Aあまりおすすめできません。
シルジョイとアルコールの併用は、禁止されているわけではありませんが、お薬の持つ血管拡張作用によって急激に酔いが回ってしまうケースが報告されています。
急性アルコール中毒や肝機能疾患を引き起こすリスクを高めますので、なるべく控えると良いでしょう。

シルジョイと併用できないお薬

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、現在服用しているお薬がある方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、ライトや直射日光の当たらない冷暗所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管してください。
分割した錠剤は清潔な状態で保管し、なるべく早く服用してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは、商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考に情報を記載しております。

医療用医薬品：シルデナフィル

Wikipedia：シルデナフィル

ED診療ガイドライン第3版