ダストラ30X

ダストラ30Xの詳細

ダストラ30Xは、早漏防止作用とED改善効果を兼ね備えた治療薬です。
1度の服用で2つの症状を改善させることができます。
医学分野での研究に特化したインドの製薬会社Hetero Healthcare社にて開発されました。

お薬の特徴

ダストラ30Xは、欧米人と比べて身体の小さな日本人でも飲みやすい仕様のお薬です。
通常、ダポキセチンとシルデナフィルを配合した複合薬に含まれる有効成分量は、それぞれダポキセチン60mg・シルデナフィル100mgである場合が多く、服用する際には錠剤を分割する必要がありますが、ダストラ30Xの1錠当たりの有効成分量はその半分程度に調整されています。
また、軽度の副作用があらわれた場合でも、飲み合わせに問題がなければ市販の頭痛薬やロキソニンのような痛み止めとの併用で対処することが可能です。
他のお薬では効果が強すぎると感じる方や、治療薬を試してみたいけれど副作用が心配という方におすすめします。

ダストラ30Xの服用方法

性行為の30分～1時間前に水または、ぬるま湯と一緒に服用してください。
個人差はありますが、およそ4～6時間ほど効果が持続するとされています。

服用量について

ダストラ30Xの最大摂取量は、一日1回1錠（ダポキセチン60mg、シルデナフィル100mg）までです。
錠剤分割の有無に関わらず、1度服用した後は必ず24時間以上の間隔を空けてから次回分を服用するようにしてください。
過剰な摂取は、命にかかわる重篤な副作用を招く原因となります。
また、初めて服用する方や副作用が心配な方は、ピルカッターで錠剤を分割し、必ず少量ずつ試すようにしましょう。

ダストラ30Xの効果

ダストラ30Xは、早漏とEDの症状改善に効果的です。
有効成分ダポキセチンが、神経伝達物質であるセロトニンの再取り込み阻害作用によって興奮状態を和らげ、射精までにかかる時間の延長を図ります。
またもう1つの有効成分シルデナフィルには、勃起を鎮めてしまう酵素PDE-5の働きを阻害する作用がある為、摂取することで力強い勃起の実現が可能です。

主な副作用

ダストラ30Xの主な副作用として、眼の充血、顔の火照り、頭痛、吐き気、腹痛、肝・腎機能異常、多汗、無力症、強い倦怠感などの症状が報告されています。
これらは軽度なものならば、時間の経過と共に治まりますが、万が一強い異常を感じた際は、速やかに医療機関へご相談ください。

ダストラ30Xの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療している疾患がある方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

服用に関するQ&A

ダストラ30Xを服用する際は、事前に以下の内容をご確認ください。

Q服用は食前・食後のどちらが良いですか？

Aなるべく食前をおすすめしています。
シルデナフィルは食事の影響を受けやすい成分なので、食後の服用では十分な効果が発揮できなくなる可能性があります。
調整が難しい場合には、脂質の高いメニューを避け、食後2時間以上が経過してから摂取することを心掛けましょう。

Q飲酒しても平気ですか？

Aお控えください。
ダポキセチンはアルコールと相性が悪く、併用により急性アルコール中毒や重篤な肝機能障害などを引き起こす恐れがあります。

Qお酒やお薬以外で併用できないものはありますか？

Aフラノクマリンとは併用できません。
グレープフルーツなどに含まれている同成分は、ダストラ30Xの効果や副作用を過剰に強める相互作用を招くリスクを高めます。

ダストラ30Xと併用できないお薬

これらの他にも、常用しているお薬がある方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所にダストラ30Xを保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。
分割した錠剤は清潔な状態で保管し、なるべく早く服用してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは、商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考に情報を記載しております。

医療用医薬品：ダポキセチン

医療用医薬品：シルデナフィル

Wikipedia：早漏