デュタストロン（デュタステリド）

デュタストロンの詳細

デュタストロンは、病院でも処方される人気のAGA治療薬ザガーロのジェネリック医薬品です。
先発薬と同じ有効成分デュタステリドを配合しています。
日本人でも使用しやすいお薬を開発していることで知られるAsle pharmaceuticals社の商品です。
5αリダクターゼ（還元酵素）とテストステロン（男性ホルモン）の結合を阻害し、抜け毛や薄毛を物質であるDHTの発生を抑制します。

プロペシアとの違い

デュタストロンなどに含まれているデュタステリドは、プロペシアなどに含まれているフィナステリドよりも効果が高いと言われています。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、このうちフィナステリドはⅡ型にしか作用しません。
一方、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方に作用する為、より強力な効果が期待できるのです。
とある統計では、およそ1.5倍も高い発毛効果があるという結果が出ています。

参考サイトについて

医療用医薬品：デュタステリド

Wikipedia：デュタステリド

一日1回1錠（0.5mg）を、なるべく毎日同じ時間帯に服用してください。
デュタストロンは効果があらわれ始めるまでに時間がかかるお薬です。
個人差はありますが、通常6ヶ月以上の継続使用が推奨されています。

デュタストロンの効果

デュタストロンの有効成分デュタステリドが、AGAの原因となるDHT（ジヒドロテストステロン）の合成を阻害します。
DHTは還元酵素の一種である5αリダクターゼと、男性ホルモンの一種であるテストステロンが結合することで発生する物質です。
本剤はその結合を抑制し、ヘアサイクルを正常に保つ効果を発揮します。

主な副作用

デュタストロンの主な副作用として、蕁麻疹、めまい、リビドー減退、勃起不全、下痢、倦怠感などが報告されています。
重篤なものでは、肝機能障害や黄疸が報告されていますが、頻度は分かっていません。
これらの他にも、使用後に異変を感じた場合は直ちに服用を中止し、お近くの医療機関を受診してください。

基本的な注意事項

デュタストロンは、女性の方や小児の服用が禁止されています。
また、本剤の成分は経皮からも吸収される為、錠剤本体やその欠片に触れないよう注意し、触れてしまった場合には直ちに水と石鹸で洗い流してください。
肝機能障害がある方の服用には注意が必要です。

デュタストロンの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療中の疾患などがある方は、必ず事前にかかりつけの医師へご相談ください。

デュタストロンと併用できないお薬

併用に注意が必要なお薬

CYP3A4阻害作用を含む薬剤と併用すると、本剤の血中濃度が上昇する恐れがあるので注意が必要です。
その他にも、現在常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。