ノルパック

ノルパックの詳細

ノルパックは日本国内でも処方されているノルレボのジェネリック医薬品です。
低価格ながら、先発薬と遜色のない避妊効果を発揮します。
正しく服用した場合、90％以上の高確率で妊娠を回避することが可能です。

お薬の特徴

ノルパックの有効成分レボノルゲストレルは、黄体ホルモン（女性ホルモン）の一種です。
体外から女性ホルモンを摂取することにより、排卵を抑えたり、受精卵の着床を妨げたりする作用を発揮すると考えられています。
性行為から時間が経つほど効果が薄れてしまう為、できるだけ早めに飲むことを心掛けましょう。

性行為後、72時間以内に計2錠を服用してください。
1度に2錠飲むことも、およそ12時間の間隔を空け2回に分けて飲むこともできますが、効き目はほぼ変わらないとされています。
性行為から時間が経過するほど避妊確率が低下しますので、なるべく早めに服用しましょう。

服用後の生理について

ノルパックの服用で避妊が成功した場合、およそ3～21日以内に消退出血が起こります。
消退出血のタイミングが通常の生理周期と重なると、1ヶ月の間に2回生理が来る、生理周期がずれるなどの反応が起こるので注意が必要です。
21日（3週間）以内に消退出血が起こらなかった場合や、服用後3ヶ月以上が経過しても生理周期が不安定な場合は、婦人科でご相談ください。

ノルパックの効果

ノルパックは緊急時の避妊に効果的です。
有効成分レボノルゲストレルが、排卵の抑制や受精卵の着床防止などの作用で妊娠確率を低下させます。

主な副作用

ノルパックの主な副作用として、吐き気、頭痛、倦怠感、下腹部鈍痛、乳房のはり、めまい、疲労感、不正子宮出血、貧血、不安感、抹消性浮腫などが報告されています。
これらの他にも、身体に異常を感じた場合は速やかに服用を中止し、医療機関を受診してください。

ノルパックの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療中の疾患などがある方は事前に必ずかかりつけの医師へ相談しましょう。

基本的な注意事項

ノルパックのみでは、妊娠の可能性を完全に取り除くことはできませんので予めご了承ください。
また、本剤の避妊効果は持続的なものではありません。
服用後の性行為で妊娠する可能性もありますので、その際は改めて適切な避妊方法をご検討ください。
妊娠初期の出血や本剤の服用による不正性器出血は、通常の月経と区別できない場合がある為、不安があれば月経周期を考慮した上で医療機関を受診しましょう。

ノルパックの併用禁忌

ノルパックの併用禁忌薬は、現在報告されておりません。

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

直射日光の当たる場所や湿気の多い場所、高温の場所を避けて保管してください。
小さなお子様やペットの手が届かない場所で保管してください。

参考サイトについて

お薬ラボでは商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考にして記載しております。

医療医薬品：レボノルゲストレル

Wikipedia：レボノルゲストレル

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