トラプレス（トラセミド・ジェネリック）

トラプレスの詳細

トラプレスはルプラックのジェネリック医薬品です。
利尿剤の中でも特に作用が強いと言われるループ利尿剤に分類されます。
体内に溜まった水分や老廃物を排出させる為、むくみ（心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫）の改善に効果的です。

お薬の特徴

トラプレスは低カリウム血症の症状が比較的あらわれにくいお薬です。
通常、利尿剤はカリウム不足を起こしやすいとされていますが、本剤の有効成分トラセミドは体内のカリウムを保持したまま水分の排泄を促す抗アルドステロン作用を持っています。
水分を保つ役割を担うアルドステロンの働きを抑制することで、安全にむくみの解消をサポートするのです。

参考サイトについて

お薬ラボでは商品の説明書の和訳や以下のサイトなどを参考にして記載しております。

医療医薬品：トラセミド

Wikipedia：トラセミド

成人の場合、一日1回4～8mgを服用してください。
トラプレスは年齢や症状により適切な用量が異なります。
詳細は専門の医師や薬剤師へ相談しましょう。
お薬ラボでは10mg、20mg、40mgの商品をご用意しておりますので、ピルカッターなどを活用しながらお試しください。

トラプレスの効果

トラプレスは、心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫の症状改善に効果的です。
有効成分のトラセミドが腎臓に作用して、体内の余分な水分や老廃物を排出させます。

主な副作用

トラプレスの主な副作用として、血液障害、電解質失調、高血糖症、発疹、嘔吐、下痢、肝機能異常、頻尿、めまい、動悸などが報告されています。
重篤なものでは、肝機能障害、黄疸、血小板減少、低カリウム血症、高カリウム血症などが挙げられていますが、頻度は分かっていません。
身体に異常があらわれた際は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

基本的な注意事項

トラプレスの利尿効果は急激にあらわれることがある為、必ず少量から服用を開始し、徐々に増量するようにしてください。
また、電解質失調や脱水に十分注意し、定期的に検査を行いましょう。
副作用によりふらつきが発現する恐れがあるので、服用期間中の危険作業はお控えください。
夜間に十分な休息を必要とする方は、午前中に服用しておくと良いでしょう。

トラプレスの服用に注意が必要な方

これらの他にも、現在治療中の疾患などがある方は事前に必ずかかりつけの医師に相談してください。

トラプレスと併用できないお薬

デスモプレシン酢酸塩水和物（ミニリンメルト）との併用は、低ナトリウム血症が発現する恐れがあるのでお控えください。

併用に注意が必要なお薬

これらの他にも、常用しているお薬やサプリメントなどがある方は、事前にかかりつけの医師に相談してください。

高温・多湿の場所を避け、直射日光の当たらない所に保管してください。
子供やペットの届かないところに保管ししっかりと管理してください。
分割した錠剤は清潔な状態で保管し、なるべく早く服用してください。

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