生理トラブルや生理日調整での低用量ピルの役割

低用量ピルは、生理や避妊について悩んだことのある女性なら一度は使用を考えたことがあるお薬でしょう。しかし、どういった効果でどのような飲み方をするかについては知らない方も多いかと思います。目的によって種類や飲み方に違いがあります。こちらのページでは生理日を調整することや生理トラブルの改善を目的としたケースについてご紹介します。

様々な生理トラブルは低用量ピルで改善

低用量ピルというと避妊効果のために飲むというイメージを持つ人が多いと思いますが、近年では、生理症状解消のために服用する人が増えています。
低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが配合されており、この2つのホルモンが体に作用し、生理トラブルに効果があります。
生活習慣やストレスにより生理日が乱れがちで急に生理になることもあるのではないでしょうか。

  • ・生理不順
  • ・生理痛
  • ・生理前症候群(PMS)

イライラしたり気分が不安定になってしまう生理前症候群(PMS)や起き上がることもできないほどの生理痛、予定と大きく外れてくる生理不順など、挙げだしたらキリがないほど生理には様々なトラブルが伴います。
1ヶ月のうち、半分近くの日数をこうしたトラブルを抱えながら過ごしているという女性も少なくありません。

低用量ピルの内服率は日本1%、アメリカ16%、イギリス28%、ドイツ37%、フランス41%で日本の服用率が低い毎月起こる生理は女性にとって億劫なものですが、とても大切なことでもあるのでうまく付き合っていくことが大切です。
悲しいことに生理トラブルは社会にはなかなか理解されないのが現状です。
食生活や運動、ストレスのコントロールなどのセルフマネジメントによって軽減することができるとされていますが、簡単にはできませんし限度があります。
近年、これらの悩みを低用量ピルによって解決する人が増えてきました。毎日一錠飲むだけでトータル的にトラブルを改善してくれる低用量ピルは女性の強い味方として多くの女性が服用を始めています。

このようにメリットの多いピルですが、国別の内服率を見ると、日本1%、アメリカ16%、イギリス28%、ドイツ37%、フランス41%と、先進国である欧米に比べると日本の服用率が低いことがわかります。

日本ではやはり避妊目的での服用イメージが強いためだと思われますが、それ以上のメリットのある低用量ピルの服用を生理諸症状に悩んでいる方におすすめします。


低用量ピルの副効果

低用量ピルというと、生理コントロールのためや避妊効果のために服用するイメージが強いと思いますが、実は今、低用量ピルの副効果にも注目が集まっています。

これまでに説明した生理の諸症状の改善の他に、出血量軽減の効果を期待することができます。
人によって経血の量がとても多く、ナプキン交換のために夜も何度も起きなければならないほどという人もいます。
日中も経血の漏れを心配しながら過ごすのも大きなストレスとなります。
低用量ピルを服用すると子宮内膜が厚くなるのを抑えることができるので、毎月の経血量を大幅に減らすことができます。
また、女性の悩みのひとつであるニキビも減らすことができます。
低用量ピルが体のホルモンバランスを整えてくれるのでニキビが減るということが証明されており、ピル先進国のアメリカではニキビ軽減のために服用する人も多くいるほどです。
更に、継続して服用することで女性特有の病気である子宮頸がん、子宮内膜症の発生率をさげることもでき、健康な体のためにも嬉しい効果が期待できるのです。

イベントに向けて生理調整

例えば夏は旅行やバーベキュー、海水浴などアウトドアを楽しむイベントがたくさん増えますよね。
そんな時に生理だと一気に憂鬱になりませんか?
それ以外にも大切な試験の時、日常的に遊びに行くとき、どんなときでも、予定と生理が被ってしまうととても大変です。

海水浴やバーベキューなどのイベントと生理が被らないように低用量ピルを計画的に服用低用量ピルを計画的に服用することで、生理日を早めることや、生理日を遅らせることができます。
生理日をコントロールするなんてとっても大ごとのように聞こえますが、実はとても簡単なことで、体への負担も少なくコントロールすることができるのです。

低用量ピルに含まれるホルモン量はとても少ないので、服用したことで体調不良になってしまう人はとても少ないと報告されています。
もちろん、コントロールした生理の後も生理はしっかりきますし、コントロールしたことによって妊娠しにくくなってしまうということも決してありませんので安心してください。


生理日を早める低用量ピルの飲み方

低用量ピルにはいくつか種類がありますが、どの種類のピルを選んだら生理を早められるのでしょうか。
ピルは女性ホルモンが配合している比率によって、1相性・2相性・3相性の3つの種類に分類されます。

1相性の特徴は、ピルに配合されているホルモン量がずっと同じ錠剤を飲んでいきます。
2相性は、黄体ホルモンの量が後半期に増加するなど、二段階式で変化させていくように飲む錠剤です。
そして3相性は、黄体ホルモン量が三段階式に変化させていくように飲む錠剤です。
この中で生理を調整するために使用するのは1相性のピルが多く、初めての方におすすめします。
マーベロン」というピルが有名で、1~2週間毎日服用を継続することで生理日を安定させることが可能です。

生理日を早めるには、ひとつ前の生理から低用量ピルを服用して早めたい日まで毎日服用生理日を早めるにはなるべく早めに飲み始めることが必要です。
ずらしたい生理日のある生理周期の「ひとつ前の生理」が始まってから5~7日までの間に低用量ピルの服用を開始します。
7日目以降の服用開始ではコントロールするのが難しくなってしまいます。
服用開始後、早めたい日まで毎日服用してください。
一定量の成分が体にあることが必要ですので、毎日同じ時間に服用してください。
1~2時間前後のズレは大丈夫です。
飲み忘れに気づいたらその日のうちに必ず服用するようにしてください。
服用を中止してから2~3日ほどでいつもより少ない量の生理がきますが、最低でも10~14日間は服用しないと生理日をコントロールできない可能性があるので注意してください。
生理日をコントロールする必要があると感じたら、なるべく早く手元にピルを用意しておくとよいでしょう。


生理日を遅らせる低用量ピルの飲み方

生理日を早めるのと同様に1相性がおすすめです。
生理開始予定日の5~7日前から低用量ピルの服用を開始します。
その後、生理を遅らせたい日の前日まで低用量ピルを服用してください。
生理開始予定日の3日前以降の開始の場合、生理のコントロールができなくなってしまう可能性があるので注意してください。

生理日を遅らせるには、生理予定日の5~7日前から遅らせたい日まで低用量ピルを毎日服用生理をコントロールしたいと思ったらすぐにピルを購入しましょう。
ピルは毎日同じ時間に服用する必要があります。
1~2時間程度のズレは許容範囲ですが、飲み忘れには注意してください。
海外旅行などで生理を遅らせている場合、時差で夜中に起きて服用する必要が起きてしまう可能性があります。
服用を開始する日に時差などを計算して服用時間を決めると良いかも知れません。
服用を中止してから3~5日ほど後にいつもより少し多めの量の生理がきます。
生理日を遅らせると生理を避けたい日にも服用する必要があるため、少し煩わしさを感じるかも知れませんが、必ず服用は続けてください。

低用量ピルの注意点

低用量ピルの気になる副作用ですが、現在主に販売されている低用量ピルは配合されているホルモン量がとても少なくなっているので、少し前のように大きな症状はありませんので安心してください。

報告されている症状として、服用開始直後からのめまいや吐き気、不正出血などがありますが、どの症状も体がピルに慣れれば次第になくなっていくものなので心配する必要はないでしょう。
1~2ヶ月程度でなくなる人が多いようです。
最近では成分量が極めて少ない超低用量ピルヤーズというものもあります。

低用量ピルを服用することで血管の中で血が固まり循環障害を起こす血栓症になる可能性があります。
服用した全ての人がなるわけではないので安心してください。
服用する人の体質や生活習慣に大きく関係しています。
元々血液がドロドロの人や高血圧、糖尿病の持病がある人などは体質的にリスクが高いようです。
また、タバコを一日に15本以上吸う人も注意が必要です。
喫煙者の方が低用量ピルを服用する場合、禁煙や本数を減らす工夫をした方がよいでしょう。
心配な人は服用開始前にお医者さんに相談をすることをおすすめします。


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